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探偵の業務
探偵の業務は、依頼によって、聞込み、尾行、張込み、その他調査を行うことである。
推理小説やテレビドラマの中では、多くの探偵が殺人事件や凶悪事件の調査を行っているが、現実には、素行・浮気調査や人探し調査、法人や個人の信用状況の調査など企業や個人からの調査依頼が主である。
一部に、探偵の業務は「調査」と「工作」に大別されるとの誤解も見られるが、工作活動は探偵業務ではない(探偵業法2条)。
また、社会的差別、ストーカー行為、配偶者暴力行為、第三者に対象者の個人情報の提供を目的とする調査依頼は受けてはならないと警察庁生活安全局生活安全企画課は都道府県警察本部長を経由し探偵業者に通知している。
- ◆行動調査 - 不審な行動の確認
- ◆浮気調査 - 実際の依頼はこれがほとんどである。
多くの業者が「愛に疑問を感じたら……」などというキャッチコピーで電話帳や列車内の交通広告を出している。
離婚を有利に進めるために依頼されるケースが多い。 - ◆行方調査 - 恩師、旧友、昔の恋人、家出人、失踪者、債務者など。なお、愛玩動物(ペット)の捜索は除く。
- ◆素行調査 - 平素の行状や交友関係の調査。
- ◆結婚調査 - 相手について、人物や勤務先など事実関係の確認調査。
なお、同和地区差別や部落問題につながる出身地調査に限っては、受任しないことが原則。 - ◆裁判証拠収集 − 知的財産権の侵害、民事事件の証拠資料収集 ストーカー対策、家庭内暴力対策、セクハラ対策
- ◆経済関係調査 - 企業信用調査、個人信用調査、市場調査、資産調査、企業与信調査、金銭貸借調査、など。
- ◆過去調査 - 身上調査、雇用調査。なお、犯罪歴など差別的取扱いにつながり、個人の権利利益を侵害する可能性のある調査は、受任しないことが原則。
- ◆保険調査 - 詐病、怪我をした振りをしていないか、事故原因の調査など。アメリカでは専門の調査員“アジャスター”もいる。
- ◆各種鑑定 - 筆跡鑑定、声紋鑑定、指紋鑑定、印影鑑定、DNA鑑定、ポリグラフ検査
- ◆犯罪調査 - 詐欺関係調査、いじめ・嫌がらせ問題。アメリカでは司法取引の材料を収集する依頼もある。
- ◆その他 - 安全対策、リスクマネジメント、情報収集、情報漏洩対策、防諜、プライバシー防衛、ヘッドハンティング、盗聴器・盗撮器発見、科学調査、海外調査など